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悪人正機説

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親鸞の説教の「歎異抄」に、
「善人なおもて往生を遂く、いわんや悪人おや」とあるそうな。

悪いことをしたことがあっても、罪悪感の自覚があり悔い改めれば浄土へいけるよ(b^-゜)。
といった意味らしいです。

しかし、この自責感情は個人差があり、倫理観も道徳観も人それぞれなので、度を過ぎると生命の危険につながってしまいます。

人には人の事情があって、テレビを見て笑っただけで、「ごはんたべますか」と言っただけで、ひどく傷つかれれるような、場合もあります。
それも罪といえば罪になってしまいます。
私の代わりに、屠畜して牛肉や豚肉を精肉してくれる人がおられるから、私は家族のために罪悪感をそれほど考えずパック詰めのお肉を調理できるのです。
(牛肉をいただくことはめったにありませんが・・・。)

私が絵を描くことに対し、不愉快になる人がいるのなら、それも罪といっちゃぁ、罪かもね。
人間は生きているだけで罪深いのです。
あんまりコチコチに考えず、自己否定、自己嫌悪になりすぎないようにした方がよさそうです。

それより、能力が足りなくて申し訳ありません。
とできんもんはやらない、と宣言した方がよさそうです。

五木寛之のネットで公開されている「親鸞」は、ノロノロと読み進んでおりません。
続きを一気に読みたいのだけど…。
by mume107 | 2010-05-26 11:24 |