2011年 09月 26日
地場産物直売市に参加しましたが
手間ヒマかけた無肥料・無農薬の自然栽培米の販売を試みましたが、惨敗でした。
訪れる客層やそのニーズが、生産者の私たちの想像とはまったく異なりました。
県内の食料品売り場には、安全性が確認されていないものが大半を占めているので、地元産の食料が求められているものと思っていましたが、そんなことより徒歩や自転車で来られるお客さんが多く、安くてつまんで持ち帰れるものが重宝されるということがわかりました。
街中だと、高齢者世帯や若夫婦に赤ちゃん、といった少人数の家族が多く、10Kgの米もすぐ消費するという感じではないようです。
「無肥料というのには、なんの意味があるの?。」
という質問には、
「えっと、稲の自然な力を引き出されて、たくましいおいしいお米になるのだそうです。」
としどろもどろ。
「どの流派で栽培したのですか。」
との質問も。
「あの、おとーさんが、キムラアキノリさんの栽培方法を勉強して実践したのですが。」
昨日、キムラアキノリ氏を、ウィキペディアとホームページでチラッと見ただけで、詳しいことはよく知らないで売ってる私です。
アワアワと思いながら、答えると、
「は〜ん。キムラアキノリさんね。はいはい。」
と好反応で、ホッとしました。
それから、玄米のままでも安心安全と言いますが、そう言いきっていいものか、よくわかっていません。
普通にお米を作っていても、それほど害もないし。
アレルゲンのことも、これから勉強しなきゃあ何も答えられないしです。
玄米の殻がカルシウムやミネラルの吸収を妨げて、欠乏なんてことに。放射線除去に玄米食という記事もありましたが、宣伝文句にするには何もわかっていない状態です。
かのダンナさんは稲刈り中。
私はというと、娘に店番を頼み、ここぞとばかり安心できる地場産の野菜やお惣菜をたんまり買い込み、わずかな売上の大半を使いまくってしまいました。
中でも、おからを出さないとっぺ屋さんのお豆腐には感動しました。
臭みがなく、プリンのように濃厚であっさりしていました。
by mume107
| 2011-09-26 12:30
| 自然栽培米