2014年 03月 02日
作品の裏
存在 2006 165×133
自分が見えている目の前の現実は確かに存在しているのだろうか。
自分が存在しているのは確かなのだろうか?。
なんてことを思ったりしている自分がいるのだから存在しているんだろうな。
この作品は表の作品で市展大賞をいただきましたが、審査のときに、
「おっ、裏の方がよくないか。」
という声が上がったとか(苦笑)。
この赤の上から抑えた色を重ねてゆくつもりだったのですが、裏返して描いた作品で大賞をいただいてしまったから、表に出ることはないかもしれません。
以上裏話しでした。
今回の個展で、心行くまで眺めてから順番につぶしていこうと思っていましたが、いざとなるとどの子もかわいい。
かえって踏ん切りつかなくなりました。
思い切ってキャンバスを買うしかありませんねぇ。
by mume107
| 2014-03-02 17:00
| アート